単身赴任の生活費はいくら渡す?住まい選びで生活費が大きく変わる!

先日、友人の夫の単身赴任が決まり「初めての経験で不安ばかり」と話していました。

友人が不安視していたのは「生活費をどれだけ渡さえば良いのか」でした。
どれだけの出費がかかるのかをリサーチすると、住まいの見直しが生活費を大きく変える要素だったんです!
家計の見直しになる住まいに焦点を絞り、物件選びのいろはをご紹介しています。

後々の生活費に重要な内容ですので、是非ご一読ください!

ゆはな

生活費のキーポイントは住まい選びだったなんで。これを機に既に住んでいる場所が決まっている人も検討してみてはいかがでしょう。

単身赴任の生活費

まず、一般的な単身赴任者が生活費としてどれだけの費用がかかるのかをご紹介します。

家庭と単身生活の二重生活となる為、かかる生活費は並大抵のものではありません。

分かっているようで、大雑把にしか分かっていないであろう生活費の内訳をここで認識しましょう!

生活費の内訳

                                 単位:円

食費38,410
住居22,117
水道光熱費11,358
雑費(家事用品等)5,687
被服関係4,606
保健医療7,625
交通(帰省費用含む)、通信費18,819
娯楽費17,082
その他支出29,226
合計154,930
引用元:総務省統計 家計調査

単身赴任での平均生活費

既に単身赴任をしている人は自身の生活費と比べてみるといかがでしょうか?

また、これから単身赴任を経験される方は一つの参考にしてみてください。

前述の表から、単身赴任での生活費は平均して月15万円程度である事が分かります。

会社からの補助もあるのか、住居にかかる費用が比較的低い印象であります。

また、娯楽費平均が1.7万円と、私としては特段贅沢をしているようにも思えません。

正直なところ、どこに削減余地があるのだろうか、と思ってしましました。

しかし、「住まい」を見直す事で、単身赴任生活にかかる費用が大きく変わるので、以下でご紹介します。

夫・たかし

俺ならお酒代だけで娯楽費の範囲じゃ収まらないよ。どうすれば改善できるのかな。

キーポイントは住まい選び

今既に単身赴任をしている人ならば、ご自身の物件を見直す機会にしてもらえたら幸いです。

また、これから単身赴任の住まいを探されている方は、こちらの内容を抑える事で、その先の生活費がグッと抑えられる可能性があるのです。

入居する物件によっては今後の生活費に大きく影響しますので、是非ともご覧ください。

影響する費用:賃料(家電付き物件)

近年では、家電(冷蔵庫、洗濯機)や家具(ベッド、ダイニングセット)が備え付けの賃貸物件も多く存在します。

確かに会社の補助で安く賃貸できている場合もあるかもしれませんが、そうでない人は意外とこの備え付け物件により、支出が大きいと感じる人もいるようです。

家電付き物件であれば、そうでない物件と費用面でどう違うのか検証しましたのでご覧ください。

メリット

  • 引っ越しの際、準備する手間や初期費用が抑えられる
  • 退去時に大型家電の処分等が不要

デメリット

  • 家賃が高く設定されがち(ここを検討する事で生活費が抑えられる
  • 自分で好きなものを選べない
  • デメリットではないが、大家さんと破損や故障の際の修理負担について事前に確認しておく必要がある

家電付き物件賃料と家電を購入した場合の費用比較

確かに、退去時に家電の処分というのは大きな負担になりますよね。その反面、家電付き物件では一般的に賃料相場が3割程高いと言われています。

例として、家賃5万の家電なし(10万円で家電購入)の場合と家賃6万円の家電付き賃貸での費用の比較をしてみます。

家電あり家電なし
1年目72万円≪年間家賃分≫70万円(60万≪年間家賃分≫+10万≪家電分≫)
2年目72万円60万円
滞在期間1年未満の方

上記の通り、滞在期間が1年未満であれば、家電付きの賃貸の方がコストとしても、引越しの際の手間としても、家電ありの物件がオススメです。

滞在期間1年以上の方

今では、大手家電量販店など一人暮らしセットと称して安くで家電を取り揃える事が可能ですので、滞在期間が1年以上ならば家電を購入した方がトータルで安く済みそうです

影響する費用:光熱費定額制の物件

家電付き物件と似ていますが、光熱費が定額請求の物件も存在します。

もしあなたが住んでいる賃貸が光熱費定額請求であった場合、トータルコストの比較をしてみてはいかがでしょうか?

メリット

  • 当然にして光熱費を気にせず利用できる
  • 季節による光熱費の変動が無く、お金のやり繰りが明確

デメリット

  • その分光熱費が高めの設定(日割りで800円など)
  • 帰省している(使わない)間が勿体ない

光熱費込みとそうでない場合の比較

例えば、光熱費定額(日額800円)の物件と、そうでない一般的な光熱費(※月額10,661円≪電気5,392円、ガス3,080円、水道2,189円≫)との比較しました。

総務省統計局(2017年一人暮らしの光熱費)

                                    単位:円

光熱費定額光熱費別
1年目292,000127,932
2年目292,000127,932
光熱費定額は割高

基本的には光熱費定額制度は、そうでない場合と比べて割高となりがちなので、私はオススメしません。

上記の表の通り、滞在期間の長短でトータルコストが変わることも無いので、極力定額制では無い賃貸物件を選んだ方が無難でしょう。

差額は歴然?

その差は大きいと感じませんか。

定額という言葉は良い面もありますが、自身の努力で大きく削減できる余地があると思われます。

この機会に入居先の条件を確認し、無駄な生活費を抑える事ができるようアクションを起こすのも手かもしれませんね。

まとめ

  • 単身赴任者の生活費の平均相場
  • 住まいによって生活費(家賃や光熱費)に違いが出る
  • 家電付き物件とそうでない場合の比較
  • 光熱費込み物件とそうでない場合の比較
  • 差額は歴然。自分に合った住まい選びを

いかがでしたか。

準備が楽だったり、気にしないで済む「定額制」という言葉は、実は生活費に大きく影を落とすかもしれません。

1年未満か1年以上か、その滞在期間に応じた賃貸を検討する事で、日々の生活費が抑えられるはずです。

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