単身赴任のメリット&デメリット!妻や子どもの負担や影響は?

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転勤の辞令。突然聞かされると、この先どんな生活になるのか、不安でいっぱいになりますよね。

共働きの世帯が増えていることや子どもの学校の事情などで、単身赴任しなければならないケースが増えています。

単身赴任の平均期間は3〜5年。どんな風に単身赴任生活を送ればいいのでしょうか。

ゆはな

今回は、単身赴任中の夫がいる私が、経験を元にして、単身赴任のメリットやデメリットについてお伝えします!

単身赴任のメリット

ゆはな

ネガティブなイメージがある単身赴任ですが、もう決まってしまったことをクヨクヨしていてはもったいない!

単身赴任を前向きに捉えるには、自由を楽しむことが大きなポイントです。単身赴任のメリットをご紹介します。

単身赴任手当がもらえる

単身赴任を打診されたら、就業規則をチェックしましょう。法律で決まっているものではないのですが、多くの会社で、単身赴任する者に対して、単身赴任手当が支給されます。

この単身赴任手当は、子どもの学校やパートナーの仕事などの理由で、家族で引っ越しすることが難しく、離れて暮らさなければいけない場合に支給される手当のことです。民間企業では平均、1ヶ月に47000円ほど支給されます。

他にも、家賃補助や帰省手当、単身赴任準備金などがありますよ。詳しくは、こちらの記事をどうぞ!

自由時間が増える

良く言えば、結婚前の独身時代、一人暮らしをしていたときの生活のような自由さが手に入ります。趣味の時間やゆっくりくつろぐ時間など、自分だけの時間を確保しやすくマイペースに生活ができますよ。

家族で暮らしていると、どうしても相手に気を遣うことがたくさんありますよね。帰宅後に趣味に没頭したくても、奥さんが家事や子どものお世話をしているときには当然できません。

男性にとっては、家族の目を気にせずに仕事や趣味に打ち込めることはかなりのメリットではないでしょうか?

ゆはな

私が家事や子どものお世話でバタバタ忙しくしているときに、ソファーでゲームしてる姿を見てイライラ…。見えなければイライラすることもありません。

リセットして新しい環境に行ける

単身赴任することで、生活も仕事環境も一旦リセット。長く勤めていると仕事にマンネリ感を感じることもあります。新しい環境に身を置くことで自分の生活やキャリアを見つめ直すきっかけになるのではないでしょうか。

元々の家には家族が住んでいるので、単身赴任先との2拠点生活に。なかなか旅行に行ったことない地域への赴任だと、休日に観光したりするのもいいですね。家族が来たときも単身赴任先に泊まれるので、宿泊代をかけずに満喫できます。

ゆはな

遊びに行ったときに、普段の生活で見つけたおすすめのカフェとかに連れて行ってもらえたら嬉しいんですよね!

改めて家族の大切さを感じられる

普段は帰宅すれば妻や子どもが迎えてくれていた賑やかな生活から、真っ暗な一人暮らしの部屋へ帰る生活になると、誰でも寂しさを感じるもの。単身赴任をきっかけに、家族と離れて暮らすことで、これまでどれだけ家族に助けられてきたかを実感できます。

家族の時間が減るのはデメリットですが、その分、会えたときの喜びは大きく、新鮮な気持ちにもなりますよ。毎日顔を合わせていたときより、一緒に過ごす時間を大事にできるので、家族関係を見直すきっかけになります。

ゆはな

会える時間は楽しく!その時その時で思い出を作りにいくつもりで行くと、毎回すごく楽しみになるし、次に会えるまでのエネルギーになりますよ。

単身赴任のデメリット

でも、やっぱり単身赴任はデメリットが多いのも事実。実際に単身赴任を経験した家族はどんなデメリットを感じたのか、ご紹介します。

とにかく寂しい

ずっと一緒にいた家族が離れて暮らすのは、やっぱり大きなストレスになることが多いです。これは、夫、妻どちらにも言えること。

ゆはな

部屋で1人で過ごす寂しさも、いつもいたパパがいない寂しさも、どちらも辛いんです。

遠方にいると、誕生日や結婚記念日といったお祝いごとも一緒に過ごせなくて悲しく感じることも。元々寂しがりの人には、さらに心に大きなダメージを感じてしまいます。

妻の負担がアップする

単身赴任する夫も大変ですが、全ての家事や育児を1人でしないといけない妻も大変です。常にワンオペ育児になるので、とにかく体力勝負の生活に。小さいうちは保育園や幼稚園の送り迎えなど、家事や仕事以外にも、子どものお世話に時間や労力がかかります。

特に、子どもの急病時は大変…。仕事を休んだり、病院に連れて行ったり、夜中の看病も全部自分1人でこなさなければいけません。

そんな風に、家事や子育て、仕事も大変なのに「全然帰ってきてくれない!」と不満がたまると、夫婦仲が悪くなってしまいます。もし助けを求められる環境なら、ご両親などにサポートなどをお願いしましょう。

夫も、妻が無理しないように出来る限りのフォローを。

ゆはな

心配してくれたり気にかけてくれるだけでも、気持ちが救われるんですよね。

とにかくお金がかかる

生活費が二重にかかることで、お金の悩みが見えてきて夫婦ゲンカの原因になることが多くあります。

とにかく、単身赴任の期間は貯金がしにくいです!これはもう我慢の期間として受け入れるしかないと思います。

住居費は会社からの補助を上手く使ってカバー。それ以外の生活費、水道光熱費や食費などが2拠点分になるので、なるべく自炊して負担を減らしましょう。手当は支給されますが、ほんの少しなので全てがカバーされるわけではありません。

単身赴任中の生活費の節約については、こちら!

離婚率が高まりやすい

案外ひとりでの生活が快適だったり、夫を気にしないでマイペースで家事や子育てを進められることがラクに感じて、相手の必要性を感じなくなることも…。

離れて暮らすうちに愛情が薄れてしまって、些細なことや思わぬ理由で離婚に向かう夫婦も多いんです。

子どもの成長が見れない

子どもとの関係では、毎日会って会話しているから築かれていく関係性があります。パパがたまに帰ってきても、なんか心の距離ができてしまったようで、子どもがよそよそしく感じてしまうことも…。やっぱり、写真や動画だけでは足りないと感じるパパが多いです。

単身赴任しているパパがすることが多い後悔は、子どもの成長の過程をきちんと見れなかったということ。出来るだけ、こまめなコミュニケーションやスキンシップが大切です。

特に、0才から6才ごろまでの生まれてから小学校入学までは、子どもの成長がグングン進む時期。子どもが小さいと、離れて暮らしている間にパパの顔がわからなくなるなんてことも…。子どもに忘れられて、会ったときに泣かれるなんて悲しすぎますよね。

子どもの成長に寄り添えないことはかなりのデメリットと言えます。

仕事以外の負担が増える

これまでは奥さんがしてくれていた家事を、全て自分でこなす必要があります。結婚前に一人暮らしをしたことない人にとっては、初めてちゃんと家事をすることに。仕事でも慣れない環境の上、初めての家事はなれるまでは大きな負担になります。

ゆはな

やっぱりデメリットがいっぱいあるんです。でも、乗り越える方法はたくさんあるし、メリットに目を向けて、前向きにいきましょう!

妻や子供にとってのメリット

ワンオペ育児はめちゃくちゃ大変。でも、赴任先に付いていかずに残る家族にとって、環境を変えずにすむのは妻や子どもの負担減になります。妻や子どもにとってのメリットをお伝えします!

仕事を続けられる

働く女性にとって、これまで通り仕事を続けられることは大きなメリットです。女性も積み重ねてきたキャリアや仕事は大切にしたい。夫の仕事の都合で辞めるのは辛いです。

職場に夫が単身赴任になることを伝えて、少しでも配慮してもらえたら、なお良いですね。

家事の手抜きができる

一緒に暮らしているときから、パパが飲み会などでウチでご飯食べない日は、簡単に済ませたりしてませんか?

ゆはな

子どもの好きなお店に食べに行ったり、テイクアウトしてきたり…。ここだけの話、夫がいないほうが簡単に済ませられますよね。

夕飯を帰宅時間に合わせて作ることもしなくていいし、帰宅後に温め直して出して、また片付けて…なんていう二度手間も無し!

洗濯や掃除などの家事の時間帯を自分で決められますし、もう平日は疲れきっていたら、週末にずらしたりすることも。家事全般がとにかくラクになるという声がめちゃくちゃ多いです!

転園、転校しないで済む

仲の良いお友達や慣れ親しんだ学校と離れるのは、子どもにとって大きなストレスになります。新しい環境に馴染めるかなどの不安もたくさんありますし、習い事など今まで通りに続けたいことってたくさんありますよね。

パパが単身赴任することで、子どもたちはそれまでの生活をそのまま続けられます。やはり、友だちと離れずに済むというのは子どもにとって大きなメリットだと言えます。

まとめ

  • メリットは、生活や仕事環境を一度リセットして、自由な時間も手に入れられること。家族の大切さを改めて感じることも大きい。
  • デメリットは、夫も妻も負担が増え、不満や不安が高まり、すれ違いから離婚率がアップしてしまうこと。
  • 妻や子どものメリットは、生活環境を変えずに、家事などラクできる部分が増えること。

単身赴任と聞けば、結構デメリットが多く挙げられますが、実は色々メリットもありましたね。単身赴任が決まってしまったら、あとはいかに楽しむかを考えましょう!

大変な場面もありますが、単身赴任は必ず期限があるものです。メリットを十分に満喫して、単身赴任期間を楽しみましょう!

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