子どもの褒め方がわからない?褒めるコツやポイントを徹底解説!

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「子どもは褒めて育てると良い」「子どもは褒めると伸びる」そんな風に聞いたことがあるけれど、ホント?そもそも、子どもの褒め方がわからない…。

でも他にも「褒めてばかりしていたら、子どもの成長につながらないから褒めるのはよくない」とも聞いたりもして、どっちが正しいのかわからない!そんなことはありませんか?

いろいろな噂がありますが、子どもは褒めて大丈夫!子どもを正しい褒め方で褒めると、子どもの成長に良い影響を与えますよ。

ゆはな

実は多くの親が、叱ってしまうことは多くても、褒めるのは苦手と感じてるんです。褒めるよりも叱ってしまうことが多くても、あなただけではないので安心してください。

今回は、子どもを褒めるメリットや効果、子どもを成長させる褒め方のポイントなどについて詳しく解説します!注意した方がいい褒め方もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

子どもを褒めるメリットや効果は?

子どもを褒めるメリットや効果は、大きく3つ!それぞれ詳しく解説します。

子どもの自己肯定感が養われる

自己肯定感とは、ありのままの自分を認めて肯定する心のこと。「自分は自分のままでいいんだ」と思える気持ちです。

幼児期に、たくさんママやパパに褒められた子どもは「ママやパパに認められた」と感じることで自己肯定感が高まります。褒められることで「親に愛されている」という安心感が得られるんです。

ママやパパに愛されているという安心感は、自分自身を大切に思うことができるようになります。

自分のまわりの人に対しても、優しくできたり、思いやりを持って接することができたりと、人を大切に思う気持ちを持つことにもつながりますよ。

自分に自信が持てるから、行動力がアップ!

たくさん褒められることで自分に自信を持てるようになると、ポジティブ思考になり、物事を前向きに捉えることができるようになるんです。

意欲的になり、行動力が高まるので、少しハードルが高いような物事であっても、好奇心と自信を持って取り組めます。

もし失敗してしまっても、また次にチャレンジすることができる、失敗を恐れないチャレンジ精神が育つんですね。「褒められて嬉しい!」という気持ちがやる気につながるんです。

「自分は自分のままで大丈夫」という気持ちをしっかり持っているので、自分の気持ちをきちんと相手に主張することもできるようになりますよ。

親子の信頼関係が深まる

子どもはママやパパに褒められると「ママは自分のことをちゃんと見てくれている」「パパも私のことを認めてくれている」などと実感し、親に対する信頼感が深まります。

自分がしている行動を認めてくれることで「自分はママやパパに愛されている」と実感できるからです。

親子の信頼関係は、子どもの精神状態に大きな影響を与えます。何かにチャレンジし、壁にぶつかったり悩んだりしたときも、自分ひとりで抱え込まず、親に相談できるようになりますよ。

悩みが増える反抗期や思春期より前、子どもが小さな頃から親子の信頼関係をしっかり築いていくことが大切です。

ゆはな

ママやパパに褒められることは、子どもにとって大きなパワーになるんです。そう知ると、たくさん褒めてあげたくなりますね!

子どもを正しく褒めるためのコツ

褒めると言っても、ただなんでもかんでも褒めるのが良い訳ではないんです。ちゃんと子どもに伝わる正しい褒め方のコツをお伝えします!

子どもが何を頑張ろうとしているのかを知る

子どもが今、一生懸命チャレンジしようとしていることや出来ずに葛藤していることは何なのかを知りましょう。子どもができること、できなかったことをしっかり知ることで、さらに子どもの頑張る姿が見えてきます。

日頃から「今は何を頑張ろうとしているのかなー?」という視点で子どもの様子を見ていると、ベストなタイミングで褒めることができます

それに、その見守ってくれている様子から、子どもは親から関心を持たれていることを知るので、親子の仲も深まりますよ。

褒めるときには「精一杯頑張ったのか」を見極めることも大切です。日頃から「どこまでできるのか」をちゃんと知って、成長した部分を見つけていきましょう。

子どもにもっと質問する

褒める言葉を伝えるときに、子どもに頑張ったときのことを話してもらう質問をしましょう。こうして子どもの思いを引き出すことで、大人が思いもしないような部分の頑張りが見えてきます。子どもの隠れた努力をぜひ褒めましょう。

質問するときは、子どもが理由を話せる形で質問します。ただ「すごいね!」や「よかったね!」だけだと、「うん」で終わってしまいますよ。

「すごーい!いちばん頑張ったところはどこ?教えて」や「完成してよかったね!どうしてコレを作ろうと思ったの?」などなど。会話のキャッチボールをしながら、子どもの隠れた頑張りを見つけてあげてくださいね。

ゆはな

「いちばん」という言葉を付けて質問すると、子どもが答えを考える助けになりますし、褒める側も具体的にわかるので褒めやすくなりますよ。オススメです!

素直に感謝の気持ちを伝える

子どもを褒める言葉は「すごい!」や「えらい!」というような言葉だけではありません。

子どもに「〇〇してくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えたり、「お掃除手伝ってくれたから助かったよ」などの言葉も、子どもにとっては最高の褒め言葉です。

よく「どんなことを褒めたらいいかわからない」と聞いたりしますが、子どもがしてくれたことに対して、素直に「ありがとう」「助かった!」と伝えることから始めてみましょう。

誰かのために何かをして感謝される、という経験は大人でも嬉しいことですよね。子どもだとなおさら、感謝されると誇らしい気持ちになり、自分の存在や行動に自信が持てるようになりますよ。

それに、感謝された嬉しい記憶が残り「またお手伝いしよう」と思えるんです。

ゆはな

「褒める」と考えれば考えるほど「どこを褒めればいいのー」となりがちですが、まず「ありがとう」から始めるなら、今日から出来ますよね。

人の気持ちが考えられる優しい子になる

子どもに何かをしてもらって「ありがとう」と素直な気持ちを伝えると、「〇〇したからママは嬉しくなったんだ」とママの気持ちがわかるようになります。

これは、他の人に対しても同じです。自分がどんな行動をすれば相手が喜ぶか(悲しい気持ちになるか)をちゃんと考えられる子になりますよ。

無条件に褒めることも大切

「褒める」と聞くと、子どもが何かを頑張ったときや何かをしてくれたときに…と思いますが、なんにもなくても褒められますよ。時には、子どもの存在を無条件に褒めることが大切。

「〇〇ちゃんが生まれてきてくれて幸せ」「〇〇ちゃんがいてくれて嬉しい」「生まれてきてくれてありがとう」など、ママやパパが無条件の愛情を注いでくれて、存在そのものを肯定して褒めてあげることは、子どもにとってものすごく嬉しく、いちばん嬉しい褒められ方です。

何か結果を出したときだけ褒めるのではなく、子どもが元気に生きていてくれることに、時には「ありがとう」と伝えてみてくださいね。

今日から出来る!子どもを伸ばす褒め方のポイント5つ

褒めることのメリットや効果がわかっても、なかなか褒めるという行為が難しいと感じるママやパパも多いです。今日から実践できる簡単に褒められる褒め方のポイントを丁寧に解説します!

具体的に褒める

「すごいね!」「えらいね!」と一言で褒めるより、どこがよかったのか、どういうところが良いと思ったのかを具体的に褒めるようにしましょう。

「どこが」と褒める理由をしっかり伝えることで、子ども自身が頑張ったところや出来た部分がハッキリわかって、何を頑張ったから上手く出来たのか伝わって、褒める効果がアップしますよ。

「具体的に、と言われても…」と、難しく感じるかもしれませんが、見たまま、感じたまま伝えてみるといいですよ。

例えば、子どもが塗り絵を仕上げて見せてくれたとき。「たくさんの色を使ってカラフルに塗れたね!」「ここは違う色にしてみたんだね!工夫してみたんだね!」など。

ゆはな

まず見た目でわかりやすいところを褒める!褒めることが難しいと感じているママやパパも実践しやすくて、子どもにも伝わりやすいですよ。

すぐに褒める

褒めるときはタイミングが重要!「おお!」と思ったその瞬間に、すぐ褒めましょう。「後で褒めよう」は、つい別のことをしたりして忘れてしまいがち…。せっかくの褒めるポイントを逃してしまいます。

子どもに何かを伝えるときは「その瞬間」が大切です。例えば昨日のことや先週のことを引っ張り出して褒めても、時間が空いてしまうと「どうして褒められたのか」が理解しにくいため、あまり子どもに響きません。

結果ではなく、チャレンジした過程や努力、行動を褒める

何かできるようになったとき、しっかり褒めるのが大切ですが、結果だけに注目して褒めるのではなく、チャレンジした過程やその時努力を褒めるようにしましょう。

できなかったことができるようになることは、親から見ても嬉しいですが「できたからすごい!」のではなく、まず一生懸命頑張った子どもを褒めてあげてください。

子どもそれぞれに能力の違いや向き不向きがあるので、結果を出すまでのプロセスはそれぞれ。たとえ失敗しても、過程や努力を認めることは次のチャレンジに繋がるサポートになります!

「失敗から学べることは多いよ」とプラス思考の声かけをしたり、挑戦する姿勢や継続したことなど、褒めるポイントはたくさんありますよ。

親が褒めるタイミングで多いのはテスト

子どもたちは学校で、テストを見せ合って点数を比べることも多く、テスト結果は点数に注目しがちです。お家でもつい100点にこだわってしまっていませんか?

お家では、宿題やテスト勉強など、テストまでの過程を目にするタイミングが多いです。テストまでの努力は、お家の方が褒めやすいですよ。

「毎日計算ワークを頑張ってきたから100点が取れたんだね!」「家庭学習で漢字の勉強をずっと頑張ってきたから満点取れたね!」など。

「100点を取れたことは素晴らしい!だけど、100点を取れるまで努力して勉強を頑張ったことが素晴らしい」というように努力したから褒められた!、また次も頑張ろう!と伝えられるように褒めてみましょう。何事にも意欲を持って物事に取り組めるようになりますよ。

勉強だけでなくスポーツなどで願っていた結果にならなくても「早起きして自主練習をよく頑張ったね!」「毎日休まずに練習に参加して頑張ったよね」と、子どもの頑張りをしっかり見ていたことを伝えながら褒めましょう。

努力をしたプロセス自体が子どもの成長の証!「結果が全てじゃない」ということをまず親が理解しましょうね。

子どもの褒められたいポイントに気づいて褒める

子どもを褒める前に子どもが褒められたいポイントを見つけましょう。

子どもに話を聞いて、感想などを聞く中で、子どもが自分で思っている頑張ったところなどを見つけ出し、その点を具体的に褒めます。

自分の思いと一致しているポイントを褒められると、自分の思いを大切にしてもらえていると感じ、自己肯定感が高まりますよ。

子どもの話を聞く中で、子ども本人があまり納得していないようなイマイチな話が続く場合は、無理に褒め続ける必要はありません。

「そうか。〇〇ちゃんはそう思うんだね。ママは〇〇なところが頑張ってたと思うよ」など、子どもの話に共感してからこちらの思いをサッと伝えて終わりにすると良いでしょう。

子どもとスキンシップを取りながら一緒に喜ぶ!

褒めるときに子どもの頭を撫でたり、抱っこしたりスキンシップを取って褒めると、より子どもは嬉しい気持ちになりますよ。目線を合わせるだけでもスキンシップになるのでオススメです。

嬉しいことやできたことを子どもと一緒に喜ぶことで、その出来事が子どもの心に残りやすく良い親子関係に。その先の出来事でも「また一緒に喜んでもらえる」という思いも生まれ、褒める効果が大きくなります。

親にとっては小さな出来事でも、子どもにとっては大切な経験や大事な記憶になり、ずっと心の支えになることもあるんですよ。

注意した方がいい褒め方もあります

褒めるのが良いと言っても要注意な褒め方もあるんです。子どものために気をつけた方がいい褒め方をお伝えします。

すごい!えらい!上手!となんでも褒めない

ついつい「すごい!」と言ってませんか?「すごい」「えらい」「上手」は、パッと言葉に出やすくて、つい子どもを褒めるときに使いがちな言葉。

でも、いつもいつもそうやってちょっとしたことで褒めていると、子どもの向上心が生まれなくなったり、褒められる成功ができる簡単な課題にしかチャレンジしなくなる傾向があると言われています。

褒めることは大切。でも、その内容やタイミングを見極めることがもっと大切です。そして「すごい!〇〇ができるようになったんだね」など、その後ろに必ず理由を付けて褒めましょう。

「できたから嬉しい」なのに「褒められたから嬉しい」と子どもに勘違いさせてしまう褒め方をしていると、褒められることしかしない子どもになってしまいます。

他の子どもと比べない

褒めるときにやってしまいがちな褒め方が、他の子どもと比べる褒め方。

「〇〇ちゃんよりも早くできてえらいね!」や「〇〇ちゃんより良い点数だったんだね」など、誰かと比べて子どもを褒めてはダメです。

比べることで競争心を出させてやる気にさせる意図かもしれませんが、他人を見下し、優越感に浸るクセがつくことも…。それは褒めていることにはなりません。

常に誰かと比べてしまう思考がついてしまうと、自分よりできる人にコンプレックスを抱き、勝手に劣等感を感じてしんどくなってしまうこともあるので要注意です。

もし、比べるならできなかった過去の子ども自身と比べましょう。「去年はできなかったけど、〇〇を頑張ったからできるようになったんだね!すごいね!」など、自分自身の成長を気付かせる褒め方は実践してOKです。

親の理想に合った行動や結果を出したときだけ褒める

これもまたよくありがちなのが、親の理想に合った時だけを褒める褒め方

親の理想に合った行動をとった時だけ褒め、違う行動をした時は叱るというやり方です。例えば、テストで100点を取ったときだけ褒めて、100点以外のときは叱る、など。

どんな行動をするときも常に親の顔色を伺うようになり、自分に自信が持てない性格になってしまうことがあるので注意しましょう。

まとめ

子どもの褒め方についてお伝えしました。

褒めることに苦手意識のあるママやパパはとても多いです。でも、当たり前ですが、子どもは叱られるより褒められたいと思っています。

毎日の暮らしの中では、ついつい時間に追われたりして、子どもとゆっくり時間をとって日々を振り返ることは難しい。

だからこそ、すぐに言葉にできる「すごい!」の褒めの言葉の後に「〇〇を頑張ったからなんだね」などの理由を追加して、褒めのボリュームをアップ!

ちょっとしたことから意識して、褒め方をレベルアップさせていきましょう。

ゆはな

今日はおやすみの前に久しぶりにハグしようかな。「生まれてきてくれてありがとう」の気持ち込めてみよ。

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