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俺になんて「お父さんの洗濯物と一緒に洗わないで!」なんて言われてへこんでるよ~。
自分の子供はとても大切な存在で、いつまでもかわいいままでいてほしい。そんな思いとは裏腹に多くの子供にはいつか反抗期が訪れることがあります。そんなことはわかってる!と思いながらも反抗的な態度にイライラしてしまったり、我が子から冷たい態度や言葉を浴びて悲しい思いをしているお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか。
この記事を読んだ後には、きっと前向きな気持ちでお子さんと向き合うことが出来るはずですよ。
反抗期はいつ、なぜ起こるの?
反抗期は子供が成人になるまでに成長の過程で2回あると言われています。いつ頃、なぜ起こるのかを理解しておくことが大切です。あ、反抗期が来たな!と受け入れてあげる気持ちで構えていきましょう。
1度目の反抗期
1度目は1歳半~3、4歳くらい。いわゆるイヤイヤ期です。今まで自分の力では何も出来なかった赤ちゃんが、成長し手足を自由に動かせるようになり、自分で出来ることが少しづつ増えていきます。そして自分でやりたい!という自我が芽生え始める時期。これを第一次反抗期と呼びます。
親にとってはまだまだ赤ちゃんで、危なっかしく何でもお世話をしてあげたい気持ちです。でも子ども自身は出来るから手を出さないでという気持ちでイヤ!と反発したり、物事が上手くできないことや欲求などの感情が上手くコントロール出来ず、言葉での表現が難しいため癇癪を起してしまうことがあります。
こちらの記事ではイヤイヤ期についての詳しい内容が記載されています。
2度目の反抗期
2回目は小学校高学年~中学生くらいの思春期と呼ばれるころです。大人の身体へと変化をしている中で心の成長が追い付かない。そんな葛藤からストレスを感じ、大人や周りを取り囲む環境に反抗してしまうことが多くあります。
これを第二次反抗期と呼びます。第一次反抗期(イヤイヤ期)の時はまだ子供らしくてかわいい、と思えても大人になりつつあるこの時期には言葉も達者になり「うるせぇ!ばばぁ!」などのきつい言葉を浴びせられたり、壁を強く叩く、物を投げるなど威圧的な行動をされるといくら自分の子であってもかわいいとは思えなくなってしまいますよね。そしてそんな自分に嫌になってしまったり、先が不安で子育てがしんどいと思ってしまうのも無理はないのです。
ここからはこの第二次反抗期についてはなしを進めていきましょう。
思春期の反抗期はどう対応する?
先述した通り、思春期の心と身体は大きく変化をしています。身体が変化することで周りにどう見られているのかを気にするようになったり、集団生活でもさまざまな経験をしてきたことで自分なりの考えが出来るようになり、自我や自立心が大きく芽生えているのです。
思春期は、それまでの発達課題をやり直す時期です。思春期では様々な問題行動や身体的・精神的症状を示す子どもが少なくありませんが、これは子どもたちが課題をやり直す過程で現れたサインだと考えられます。例えばずっと「良い子」であった子どもが自主性(自律性と自発性)を獲得しようとしたとき、反動的に反抗的態度が強く出ることもあります。
引用:e-ヘルスネット
ここからは反抗期のお子さんによくみられる行動パターンや効果的な方法を説明していきます。
行動パターンの例
ひとくくりに「反抗期」と言っても行動パターンや度合いは人それぞれ。誰しもが起こるわけではなく、全く反抗期のない子だっています。
そして期間も短かったり、長かったりと終わりが見えない…と思い悩む親御さんも多いようです。
言葉や力の暴力
- うるせぇ、ばばぁ、クソなどの暴力的な言葉を発するようになる
- 物を投げたり、ドアをわざと大きな音を立てて閉める、壁を殴る
- 異性を軽蔑する言葉を言う(娘がお父さんを毛嫌いするなど)
無視を続ける・避けるようになる
- 話しかけても返事をしない、「別に」などのそっけない返事をする
- 親と一緒に出掛けるのを嫌がる、離れて歩く
- 部屋に閉じこもるようになる
口答えや決まり事、指示を聞かなくなる
- わかってるよ!と口答えが多くなる
- 家庭のルール、学校や社会のルールを破る
効果的な方法とは?
反抗的な態度をとる我が子に対して、どう接すればいいのか分からなくなってしまうこともありますよね。そんなときに実践してほしい方法や心構えなどをご紹介します。
- 口出し、干渉をしすぎないこと
うるさいな!と言われてしまう方は特に気を付けましょう。もうお子さんはいろんな経験をして物事の判断が出来るようになっています。導いてあげることも必要ではありますが、失敗をして学ぶこともあるのです。
- 距離感を適度に保つこと
子どもの中ではさまざまな人とのコミュニケーションがあります。学校や塾での集団生活でのストレスや親には話したくないセンシティブなこともあるかもしれません。そこにズカズカと入り込まれたら大人でもイラっとしますよね。一人の大人として程よい距離感を意識しましょう。
決して突き放すわけではなく、機嫌が良さそうな時や本人が話したくなったときには話を聞いてあげてください。
- 一緒に考える・共感をしてあげる
なにか問題や一人では解決できないことがあれば一緒に答えを考えましょう。その時に注意したいのが「こうするべき!」と親が決めつけるのではなく、「どう思ったのか、どうしたいのか」本人の気持ちを聞き取り自分で解決するための手助けをしてあげる気持ちでいましょう。身近に頼れる存在がいることで子供は安心します。
- 穏やかなこころを保ちましょう
子供の反抗的な態度にイライラ…強い口調で怒ってしまったり、どうせ無視するからとこちらも冷たい態度をとってしまう。それではより加速させてしまう可能性もあります。
なるべくいつでも冷静かつ穏やかなこころで包み込めるように、気持ちをリフレッシュできることを見つけましょう。散歩したり、映画を鑑賞する、コーヒーや紅茶を飲んだり、アロマの香りを嗅ぐことなども気持ちを穏やかにさせてくれます。それがお子さんとの共通の趣味や会話になることもありますよ。
- 夫婦間や自分の親に話したり相談をする
異性の場合だとまた違った解釈や意見をもらえることがあります。自分も昔こんなことあったな~なんて夫婦で話すことで、新たな気持ちで向き合えることもあります。
自分の親に相談することで気持ちを吐き出すことが出来ます。もしかしたら昔、同じ気持ちを経験したかもしれません。子育てを終えたからこそちょっと離れた視点からアドバイスをもらえることも。
- SNSを上手に利用する
インターネットでいろんな情報が入る昨今ですが、特にSNSでは身近な人と共通の悩みを共感出来たり、実際はつながりのない人でもリアルな経験談などを知ることが出来ます。
ただここで注意なのが、ネガティブな発言や投稿などをなるべく見ないようにすること。「悩んでいるのは私だけじゃないんだ。」と前向きにになれるように上手にSNSを活用しましょう。
反抗期あるあるなんかも検索するとたくさん出てくるので、わかる~と共感できるかも。
こちらはツイッターやインスタで人気のイラストレーター、BUSONさんの反抗期あるある投稿です。面白いのでぜひ見てみてください!
反抗期あるある pic.twitter.com/whkd9o5XQH
— BUSON | buson.eth (@positiveshikibu) October 25, 2021
クソババア!といわれたら子育て成功!
こう説を唱える教育家の方や心理学の先生がいるそうです。
これは自発性を持って発言したことは成長の証であり、「良い子でいなくても母親は愛情を注いでくれる」そういった安心感もどこかにあって言える言葉。それだけの関係性を親子で築けたことは喜ばしいことなんだとか。
もちろん言われなかったから子育て失敗…ということではないですよ。
反抗期をどう捉えるか
こちらは「84年製ゲイうっちーと母・みちよのメールが面白すぎる件」の著者であり、ツイッターで大きな反響を呼んだうっちーさんのツイート。
うちの母の教育法はすごい。
— うっちー©︎ (@saso_______unko) January 4, 2018
私に反抗期が来て初めて母親に向かって「クソババア!」と行った日、「お父さん!お祝いよ!うちの子にも反抗期がきた!」と言い赤飯炊かれたし、家のポストに「反抗期の息子がいます」って張り紙し始めたから、このままだと母を喜ばせるだけだと知り、1日で反抗期終わった
このツイートには「お母さん、強い!」、「うちも使わせてもらいます!」など多くの反響コメントがあります。
うっちーさんのお母さんのように我が子の反抗期をユーモアを持って喜んであげられるくらい、大きな心でいたいですね。
なんて面白いお母さん!私もこんな風に受け止められるようになりたいわ!
我が家は赤飯と酒で乾杯でもするか…。
それはあなたがお酒飲みたいだけでしょう!笑
まとめ
- 反抗期のパターンを知り、なぜ起こるのか理解をする
- 過干渉になりすぎず、一人の大人として接する
- 相談やリフレッシュできる環境を持つ
- 辛い反抗期は子育て成功の証という気持ちでとらえる
今現在、子供の反抗期でしんどいな、と思っていてもいつかは終わりが来るはずです。
多くのお母さんたちが乗り越えてきた道、きっといつか笑い話になる日が来ると思って穏やかな気持ちで接していきましょう。
反抗期は成長の証とわかってはいるけど、やっぱり親もイライラしちゃうもの。そんな時は、美味しいお酒を飲んでストレス発散もおすすめですよ!
うちの子、なんだか最近注意すると口答えが多くてこっちまでイライラしちゃう!会話の受け答えも前よりぶっきらぼうでそっけないし!反抗期なのかしら…。