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先日、単身赴任のサラリーマンに密着したテレビ番組を見て、「労力も必要だけど家計も大変だよな」なんて思う節々があり、実際に夫が単身赴任となるとどんな家計の負担があり、どのように克服する必要があるのか気になりました。
この記事では、単身赴任の家計事情を、問題点から打開策までご紹介しますので、現在単身赴任である、もしくはこれから単身赴任となるご家庭の参考になる記事となっております。
単身赴任で家計がキツイ訳
突然の辞令で心の整理がつかず、「家計の事まで頭が回らない」という声もあるようですが、果たしてどんな家計への負担が待ち受けるのでしょうか。
1度単身赴任の場合の家計を計算したら、それはそれは青ざめる結果でした😱😱😱
— *転勤族*たまご* (@tamago_tabibito) July 14, 2021
何で会社都合の単身赴任なのに、こちらが精神的金銭的な苦痛を味わうのか…違法だよ!絶対!!違法だよーっ!!
交通費
まず考えられる要因ですが、サラリーマンの心の支えは家族です。
単身赴任をすると、家族に会うため移動時間とお金がどうしてもかかってしまうものです。
現在ではLCCの航空機や夜行バスの制度が拡充されており、以前よりは自宅へ帰りやすくなっておりますが、交通費はやはり家計への負担ナンバーワンと言えるでしょう。
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単身赴任での生活は、自宅の家族と自分の普段の生活との、言わば「二重生活」です。当然にして家族の日常の生活費と自身の日常の生活費が二重に係るため、その負担は大きいです。
来月から家計簿再開しようかな。
— あっこ (@papipanappu) June 22, 2020
単身赴任の二重生活で家計マイナスじゃんってなってから家計簿つけてマイナス出費でテンション下がるくらいならもういいやって投げやりになって(私の悪いクセ。笑)食費しか計算してなかったけど現実と向き合う🤝
負担が大きい家計の項目
一般的に単身赴任者の1ヶ月の支出は12万~14万円となっており、以下に二重生活での負担が大きい家計項目を列挙しましたので参照ください。
光熱費(水道、ガス、電気)
ガス代については季節や床下暖房の有無によって違ったり、地域によって水準は変わりますが、光熱費全般として月およそ7,000円~10,000円程です。
食費
最も節約しやすいが、かえって膨らむ可能性もあるジャンルです。
毎週奥様が食事を冷凍して送ってあげる、なんてご家庭もあるようで、家庭ごとに費用は変わりますが、およそ20,000円~40,000円程です。
家賃
当然地域差が出ますが、60,000円~80,000円程です。後述しますが、会社からの手当もあったり、初期設備が整っている事で、エアコン購入費が不要であったりしますので、赴任期間も鑑みてよく確認する必要がありますね。
上記の他に
列挙した上記の他にも、通信費や娯楽費、車の駐車場代や維持費などの出費も想定されますので熟考が必要です。
交通費に二重生活。ストレスだけで辛いのに、家計の事まで頭が回らないよ・・・
実践すべき事
単身赴任の家計負担が大きくなる要因が分かった所で、実践すべき負担軽減策をご紹介します。
少し生活を変える、自宅への帰宅方法を変えるといった”ちょっとした工夫”で大きく負担軽減を図れるかもしれません。
単身赴任手当の確認
平成27年の厚生労働省調査によると、常用労働者が30人以上である会社組織での単身赴任手当(又は別居手当)の支給額は平均して45,966円とされています。
会社によって異なりますが、寮制度(光熱費の負担の有り無し)や自宅帰省の交通費支給(月1往復分や一定額支給など)があったりしますので当然確認する必要があります。
節約できる項目:家賃
単身赴任により、住居を賃貸する場合が大多数かと思いますが、赴任先の家賃相場をよくチェックする事をオススメします。
- 築年数や間取り
- 駅近等の立地条件
- コンロがガスなのかIHなのか
- プロパンガスなのか都市ガスなのか
無理のない範囲で家賃設定する必要があり、高額である場合、引っ越しを検討するのも手かもしれません。
節約できる項目:交通費
大きく削減できる項目はまだあります。
マイカーの維持費が年間20万円かかる所、カーシェアに変えることで半分に抑えられたり、帰省の時間帯を工夫(早朝便は朝早いですが安かったり)したりする事で家計に余裕が生まれるかもしれません。
カーシェア
赴任先で車を所有している方は、カーシェアを検討する事で、大幅に固定費を削減できるかもしれません。
タイムズカーシェアでは、月額880円(内880円無料利用料金)で15分220円から車をレンタルできる制度です。
一般的にガソリンを入れて返却するレンタカーとは違い、返却時はガソリンを入れる必要がなく、スマホアプリから予約利用が可能であり、車両保険料込みで安心して利用できる制度です。
車検代や駐車場代、燃料費といった固定費が利用頻度に応じて大きく抑える事ができるかもしれませんね。
格安航空機
帰省の際の航空券であれば格安航空機が廉価でオススメです。
ソラシドエアのような九州特化型の低価格を実現した航空会社や、成田空港発着を中心としたジェットスター航空のようなLCC航空会社があり、一昔前の全日空や日本航空の2社独占であった航空業界も、選択の幅が広がっており、魅力的な低価格を実現する航空会社が多く存在します。
≫LCCなど格安航空券を探すなら『トラベリスト』をチェック!関東近郊の都市では空港を行き来するリムジンバスが多数存在しております。
リムジンバスは楽で便利な反面、費用が高い印象がありますので、まとめて回数券を購入することでお得に利用する事が可能かもしれません。
カーシェアも格安航空機も旅行でも活用できそうね。私も使ってみたい!
まとめ
- 単身赴任での家計がキツイ理由は二重生活や交通費に要因がある
- 特に負担が大きい固定費の説明
- 確認すべきは会社の単身赴任手当
- 家賃や交通費の見直しにより大きく改善できる可能性もある
いかがでしたか?
家計の負担が大きいからと言って悲観してばかりはいられませんよね。
まだまだ改善の余地があるはずですので、ご自身の家庭状況に合った家計の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
夫が単身赴任となると、家計の心配事が増えるわ。何か良策があるのかしら?