カブトムシのエサにスイカはNG?その理由とおすすめのエサをご紹介

※プロモーションを含みます

夏を代表する虫といえばカブトムシですよね。夏になると子どもから「カブトムシを飼いたい!」とお願いされて検討している方もいるのではないでしょうか。

カブトムシはホームセンターやペットショップだけでなく、ネット通販でも購入できます。手軽に購入できるカブトムシですが、お家で飼うときに気になるのが、カブトムシのエサ。

昔のエサの定番といえばスイカでしたが、最近はカブトムシにスイカをあげないほうがいいという情報も…。

そこで「カブトムシのエサにスイカをあげてもいいの?」という疑問を調査しました。カブトムシにおすすめのエサや気をつけるポイントについても調べてみたのでご紹介します。

カブトムシにスイカをあげてもいいの?

カブトムシにスイカをあげると食べますが、おすすめのエサではありません。その理由をお伝えします。

カブトムシにスイカをあげると下痢になる?

昔は余ったスイカをカブトムシに、というのはよくある光景でしたが、最近ではスイカをあげるとカブトムシが「弱る」「下痢になる」という情報をネットで見かけるようになりました。この情報がホントか嘘か気になりますよね。

実はこれ、根拠のない情報のようで、もともとカブトムシの成虫の便が液体状であることから「下痢になる」といった情報が広がったようです。

カブトムシのエサにスイカがおすすめではない理由

どうしてスイカはカブトムシのエサとしておすすめではないのでしょうか?

それは、スイカにはカブトムシに必要な栄養素が少ないことや、水分量が多いため腐りやすく飼育ケース内が不衛生になるということがあげられます。

同じような理由から、きゅうりやメロンも実はおすすめではありません。

現在は、カブトムシに必要な栄養や好みを考えて作られた【専用の昆虫ゼリー】が簡単に手に入るようになったので、スイカを与える人は少なくなっています。

カブトムシにスイカをあげるときの注意点

どうしてもカブトムシにスイカをあげたい!というときは、赤い部分ではなく皮の部分を与えましょう。

また、腐ったスイカをそのままにしておくと、コバエなどの虫がきてしまいます。虫がこないよう飼育ケース内に放置しないことが大切です。

カブトムシにはりんごがおすすめ!

カブトムシに果物をあげるなら、スイカよりりんごがおすすめです。水分量が多すぎないことや、栄養価が高いことからりんごをエサとしてあげている人が多いですよ。

スーパーなどで手軽に手に入り、おやつで余ったものを切り分けられるのもおすすめのポイントですね。

りんごをあげるときの注意点

りんごは切る前によく洗いましょう。

りんごを長く置いておくと腐ってしまいます。衛生面、虫対策からも、腐ったものを飼育ケースの中に放置しないことも大切です。

りんごの切り方

りんごの切り方に特に決まりはありません。皮つきのまま8等分くらいに切ると、カブトムシが食べ残して腐らせてしまう量も少なく済むのではないでしょうか。

りんごの他におすすめの果物はバナナ

りんごの他におすすめの果物は、バナナです。バナナも手軽に手に入り、水分量も多すぎず栄養価も高いのでおすすめ!

バナナは皮をむいて半分くらいに切り、縦にも半分に切って、内側が見えるようにして置くといいですよ。

カブトムシに一番おすすめのエサは?

カブトムシに一番おすすめのエサは、昆虫ゼリーです。

カブトムシの好みの風味で作られていて、栄養バランスもしっかり考えられています。生の果物や野菜に比べ腐りにくく、飼育ケースが汚れにくいのも嬉しいポイントです。

カブトムシは頭が大きいためゼリーを最後まで食べきれないこともあります。ゼリーがずっと残っているとコバエが発生してしまうので、2~3日に1回は新しいものと交換しましょう。

エサをあげるときに気を付けるポイント

カブトムシはお腹の両脇にある気門という穴を使って呼吸をしています。そのため、腐った果物や野菜などのエサを放置すると気門を塞いでしまい、呼吸ができなくなる可能性があります。

飼育ケース内に腐ったエサを放置せず、ケース内の衛生面に気をつけることがポイントです。

用意したほうが良いもの

カブトムシにエサをあげるときに用意したほうが良いものはこれです。

  • エサ皿

エサ皿を置くことでエサがこぼれてマットが汚れるのを防ぎます。カブトムシの足場になるので、カブトムシが活動しやすくなりますよ。

  • 防虫シート

コバエなどの虫の侵入を防ぐことができます。カブトムシをリビングで飼うことも多いと思いますので、消臭効果があるものがおすすめです。 

まとめ

  • スイカは水分量が多いため腐りやすく、カブトムシに必要な栄養が少ないのでエサとしておすすめではない
  • 果物をあたえるなら水分量が多すぎず、栄養価が高いりんごやバナナがおすすめ
  • カブトムシに一番おすすめのエサは、カブトムシの好みや栄養バランスを考えて作られた昆虫ゼリー
  • 飼育ケース内に腐ったエサを放置せず、衛生面に気を付けることが大切
  • エサ皿や防虫シートを用意することで、ケース内がより衛生的に保たれる

カブトムシといえばスイカというイメージもあり、昔はスイカやキュウリなど夏の野菜や果物をあげることが多かったのですが、今は昆虫ゼリーをあげる人が多いようです。

スイカなどの生の果物や野菜をエサとしてあげる際は、エサ交換するタイミングや衛生面に気を配りましょう。

手軽に購入でき、管理が楽な昆虫ゼリーも、カブトムシを飼う際はぜひ用意してみてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)