カブトムシやクワガタがゼリーを食べない理由と解決策を解説します!

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夏といえば子どもたちに大人気のカブトムシやクワガタ。子どもたちにお願いされて、自宅で飼育をすることになるご家庭も多いのではないでしょうか。

野生のカブトムシやクワガタの多くは、普段、樹液などをなめて生きていますが、家庭で飼育する場合、一般的にエサとして用いられるのは昆虫用のゼリーが多いかと思います。

ですが、ゼリーを食べないカブトムシやクワガタもいるんです。初めて飼育する場合、与えたゼリーを食べてくれないと心配になりますよね。

今回は、カブトムシやクワガタがゼリーを食べない理由について解説します。

カブトムシ、クワガタがゼリーを食べない理由は?

カブトムシやクワガタがゼリーを食べないときには、何か理由があります。どんな理由でゼリーを食べないのか、原因を調べていきましょう。

まだ羽化したばかりだから

カブトムシやクワガタがゼリーを食べない理由の1つとして、まだ羽化したばかりでエサを食べる時期になっていないのかもしれません。

カブトムシやクワガタが羽化してからエサを食べ始めるまでの期間は、種類によって異なりますが、成虫になってすぐの時期は、基本的にはエサを食べないとされています。その理由は、臓器がまだしっかりとできていないため。

例えば、カブトムシの場合、エサを食べ始める目安は羽化から1〜2週間後と言われています。卵から育てた幼虫がさなぎになり、成虫になって土から出てきたら、すぐにエサを与えたくなりますよね。でも、カブトムシがまだエサを食べる準備ができていないと、置いたゼリーがそのままになって「食べてくれない」となってしまうのです。

ゼリーの設置は、カブトムシが羽化してから1週間頃を目安に行いましょう。種類によっては、羽化してから1ヵ月程度かかる場合もあるようなので、飼育している種類がどのくらいの目安とされているのか、調べてみると安心です。

環境が合っていないから

カブトムシやクワガタも、飼育環境の温度が高すぎたり低すぎたりすると、食欲が著しく下がることがあります。

適温は種類にもよりますが、一般的には25℃前後。飼育環境の温度を調整してみたりしながら、食べている形跡があるかどうか確認しましょう。

他にも、子どもがカブトムシやクワガタを触りすぎていることはありませんか?やっと家に来てくれたカブトムシをついつい暇があれば触ってしまうんですよね…。人間でも、触られている状態だと食事がしにくいですよね。

カブトムシやクワガタも、見られたりする程度ではエサを食べることもありますが、さすがに触られている状態では、よほどお腹が空いていない限りエサを食べないようです。もしかすると、人間がいなくなるのを待ってゼリーを食べようとしているのかもしれませんね。

あとは、最近、飼育を始めた場合、環境の変化にストレスを感じている可能性もあります。ストレスを感じている場合、まずは食べるよりも身の安全確保を優先してしまうそう。しばらくは環境に慣れるまで見守ってあげましょう。

ゼリーが合っていない、傷んでいるから

昆虫用のゼリーは非常に多くの種類があります。カブトムシやクワガタにも、もちろん味の好みや、種類に合う合わないがあると言われています。

そのため、せっかく買ってきたものなのですが、好きな味とそうではないものが含まれる可能性があるようです。ゼリーの種類を変えてみるのもひとつの解決方法ですね。

他にも、ゼリーが傷んでいる可能性が考えられます。

カブトムシやクワガタのゼリーは、3日程度で交換することが推奨されています。もし、食べないからと言ってしばらく放置をしているのであれば、ゼリーが傷んでいる場合がありますので、ご確認ください。

カブトムシやクワガタも腐った物は食べません。基本的には毎日エサの残量を確認し、もし、エサの食べ残しがある場合も、3日に1回程度は、新しい物と交換するようにしましょう。

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昼間はあまり食べないから

野生のカブトムシやクワガタは、夜に活発に行動しています。日が暮れる頃から活動を開始するので、昼間はタイミング的にエサを食べる時間帯ではありません。

ですので、お子さんが見守っている昼間は、エサを食べることなく休んでいる可能性があります。もし、夜間になってもエサを食べない、翌日になってもエサが減っていない場合は、他の原因を考えてみましょう。

他にも、ペットショップで購入した場合は、人がたくさん出入りするところにいたため、多少は人慣れしていることがありますが、野生の場合は急に人間と触れ合うことになるため警戒心が強くなることがあります。

人の気配がなくなる夜中にならないと姿を見せてくれない可能性がありますので、夜の間に食べているから翌朝チェックしましょう。

寿命が近いから

悲しいですが、寿命が近づき体力が衰えてくると、あまりたくさん食べることができなくなってきます。

そのため、それまではゼリーを食べていたのに食べなくなってきた場合、寿命が近くなっているのかもしれません。

ゼリー交換のタイミング

一般的にゼリーを交換するタイミングは、ゼリーを食べきった場合や時間が経って容器が汚れてきた場合が交換の時期とされています。大体、ゼリーは1日で全部なくなるので毎日交換してあげるのが基本です。

個体が小さい場合は全部食べるのに2日程掛かることもありますよ。

あまり食べないからと言ってエサを与えなかったり、放置したエサをそのまま与え続けると栄養失調を起こすこともありますので、毎日食べ残しがあっても、3日に1回程度は、新しい物と交換するようにしましょう。

カブトムシやクワガタの頭はとても大きいので、ゼリーの中身が減って食べづらそうなときもあります。その時も、少し残っていても新しいものに交換してあげましょう。

まとめ

カブトムシやクワガタがゼリーを食べない理由は、原因と考えられることが色々あります。

今回ご紹介した内容を参考にしながら、お家のカブトムシやクワガタの様子をみてあげてくださいね。ちょっとしたことで、もりもりゼリーを食べるようになるかもしれません。

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