転職で全落ち…立ち直れない人必見!5つの原因と面接に受かる方法を解説

  • 転職活動で全落ちしてしまった…何がいけなかったのだろうか?
  • 一次面接で不採用。自信がなくなった。
  • 書類選考でまた落ちた…どうしてだろうか?

転職活動で全部の企業に落ちてしまうと、このまま採用されないのではないかと不安になりますよね。

しかし、その原因を知り改善することで、次の転職活動では採用されることが可能です。
この記事では、転職で全落ちする原因とその対策について詳しく解説します。

転職で全落ちは当たり前!?

転職で全落ちすると「気力がなくなる」「眠れない」など、落ち込んでやる気がなくなり、不安になってしまいます。

しかし、転職は落ちるのが当たり前なのです。

転職経験者の口コミを調べると「50社以上受けたのに落ちた」という方が多くいました。

一般的には、書類選考通過率は30%だと言われています。その後の面接一次選考は30%、最終選考で50%と、かなり狭き門です。

一つの企業に100人の応募があれば、書類選考で30人、内定獲得まではわずか4〜5人となります。

このように、選考通過率は低いため、転職で全落ちは当たり前なのです。

ですが、全落ちした人も最終的には採用されているため、転職の不採用通知で落ち込むことはありません。最後まで諦めないことが大切です。

転職で全落ちする原因5つ

転職で全落ちしてる人には共通点があります。

全落ちで焦る気持ちから、次々に応募したくなりますが、その前に一度立ち止まり振り返ってみましょう。

全落ちの理由が分かると、次の転職活動で成功しやすいはずです。

うまくいかないと悩んでる転職活動中の人は、ぜひ読んでみてください。

履歴書や職務経歴書の書き方が甘い

書類選考で落とされる原因の多くは、履歴書や職務経歴書が企業の求める内容とは違う的外れなことを書いてる可能性があります。

特に志望動機は大切です。
志望動機が「人の役に立つ仕事がしたい」「営業の仕事で成功したい」など漠然としすぎて伝わらないことがあります。

その他には「未経験なので学ばせてもらいたいです」など勉強熱心さをアピールしているつもりでも、即戦力になる人材を求めている会社には不適切な志望動機となりかねません。

また、「残業が少なそうだから」「休みがしっかり取れそうだから」など、給料や福利厚生などの制度を優先しすぎるのも考えものです。

応募書類に誤字脱字があったり、自己PRや経験や志望動機がはっきりしてないと、企業にあなたの魅力が伝わらない場合があります

自己分析が出来ていない

自己PRが不十分で、自分の強みや実績を明確にできてない場合、面接官に評価されるのが難しくなります。

転職を成功させるために「自己分析」は重要です。
自己分析の結果は、転職理由や志望動機、自己PRに生かすことができるため、転職成功につながります。

自己分析とは、自分の長所・短所、得意・不得意、価値観や実績、これまでに習得したスキルを書き出して整理することです。

「なぜこの企業に入社したいのか」の自己分析
  • 自分の仕事選びの軸と自分の強みを明らかにする。
  • 学生時代のアルバイトやサークル、就業経験のエピソードを深堀りする。
  • 「やりたい仕事」「自分に向いてる仕事」がみえてくる。
  • 【例】
    飲食店のアルバイトやホテルの仕事に就いて楽しく働けた経験がある。
    宿泊客に観光地を尋ねられ、説明すると喜ばれた記憶がある。              
    接客業が得意であり、向いてるということになります。

このように「自分がどれだけ会社に貢献できるのか」「スキルを応募職種でどう生かせるのか」などの点をアピールできるよう、しっかりと自己分析をし、見つめ直すことが大切です。

企業研究が充分でない

応募企業の事業内容や企業文化・求める人物像の理解が不足していると、的外れな自己PRや志望動機になってしまいます。

企業研究の目的とは、企業の特徴を理解し、企業と自分との相性を見極めることです。

「応募してみたい求人を見つけたけど、企業のことをよく知らない」「志望動機を考えたいが、企業の強みや事業内容が分からない」という時に分からないままにすると、どうなるでしょう。

面接で「理解不足」と評価されたり、入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することにもなりかねません。

どんな会社?
  1. 応募企業のホームページ・・・企業概要や経営方針・理念、就業規則や仕事のスタイル、商品やサービスを調べる。
  2. 東洋経済の会社四季報・・・業界の位置づけや専門家のコメントも掲載されており、業界の全体感を把握することができる。
  3. 職場の雰囲気・制度の運用実態・労働環境を知りたい・・・企業ホームページの先輩インタビューを見たり、転職フェアや会社見学で実際に社員の話を聞いてみる。

このように、基本的な情報を調べ、会社の特徴をつかむことで、自分自身の企業選びや求人探しの軸ができます。
そのうえで、企業に合わせた自己アピールなどの戦略を練りましょう。

応募企業のミスマッチ

自分の持っている能力と応募職種は合っているでしょうか?

つい、求人情報ばかり目がいってしまい、自分がそれに見合った能力を持っているかどうかを軽視してしまいがちです。

企業は特定のスキルや経験を求めているため、応募者のスキルや経験が合わないと選考から外れることが一般的です。

企業の求めるスキルや人物像をチェックし、自分のスキルや希望条件が合っているか確認しましょう。

例えば、「人と接するのが苦手」なのに「ホテルマンなどの接客業」に応募してませんか?
「全国転勤が可能な方」と求人に記載されているのに「東京都内での勤務を希望」としていませんか?

まずは、自分のスキルや経験をはっきりさせることが大切です。

そして、自分の希望条件(給料・勤務時間・残業の有無・休み・福利厚生など)の優先順位を決めて、「この条件をクリアできれば他は多少目をつぶれる」と考えられるようにしましょう。

面接マナーが良くない

採用担当者は初対面の相手であるため、服装や態度・話し方などのビジネスマナーが身についてないと第一印象が悪くなり、採用されにくくなることがあります。

また、自分の考えや意見をうまく伝えられないことも不採用の原因の一つとなります。

応募時のメッセージの送り方や電話の受け答え、正しい敬語が使えるかどうか、お辞儀ができているかどうか、スーツや靴が汚れていないかなど、あらゆる事項で評価の対象です。

企業側は、応募者が入社後に常識的な行動をとれるか、円滑な人間関係を築けるかも重要視してるため、面接時は細心の注意を払いましょう。

転職で全落ちの人がするべきこと

転職で全落ちしてしまうとモチベーションを維持することが難しくなりますよね。

まずは、休んで気力と体力を回復することです。落ち込んで下ばかり向いていても前に進めません。

家の掃除や散歩で外の空気を吸い気分転換し、気持ちを切り替えましょう。

その次に転職活動に向けての対策を練りましょう。

書類選考を通過する書き方

書類では、どれだけ自分のことを伝えられるかが、書類選考のカギとなります。

採用担当者は前職でどういう経験を積んだのか、どのような仕事なら出来るのかを知るために、履歴書や職務経歴書を見て次の面接に進めるかどうかを判断します。

そのため、自己分析をしっかりおこない、志望動機やアピールポイント・経験・具体的な実績などを書き込み、採用したいと思われるような履歴書を作ることが大切です。

志望動機の書き方ポイント
  • 転職の目的や志望動機をはっきりさせる。
    「なぜその会社なのか?」「何に魅力を感じたのか?」を具体的に記載することも必要。
  • 自分の志望動機に加えて、その会社が力を入れている事業やエピソードを入れるとよい。
  • 【例】
    「他社にはない○○の取り組みに挑戦したいです」
    「□□誌で特集されているのを拝見し、この事業にかける御社の姿勢に感銘を受けました」

一次面接を通過するポイント

服装や態度・話し方に気をつけ、面接官の質問に具体的なエピソードや説明を交えて答えることが重要です。

志望動機をきちんと伝えることができれば、採用担当者に良い印象を与えることができます。

応募企業のどこが好きなのか、どこに興味を持ったのか、自分がどのようにその会社に貢献できるのかなどを、具体的に伝えることが必要です

また、面接官は逆質問で応募者の本気度を見ています。
企業研究の中で出てきた疑問点や不明点、聞きたいことがある場合は、積極的に質問することで評価につながります。

まとめ

転職で全落ちしてしまう原因を理解し、自分自身を見つめ直し、次の会社の戦略を練り直して、新たな一歩を踏み出すことが大切ですね。

ですが、自分は何に向いているのか分からなくなる時もあると思います。

そんな時は、適性診断を受けてみるのをお勧めします。
いくつかの質問に答えると、仕事選びの価値観とあなたの隠れた性格を数分間で分析してくれます。

その結果をもとに、自己分析をして自分に合った企業を見つけるのもいいでしょう。

その上で、具体的な対策をおこなうことで、自信を持って転職活動に挑むことが出来るはずです。

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