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発酵食である【ぬか漬け】家庭で作られている方も意外に多く、またスーパーでもジッパー付き保存袋のぬか床が販売されており、初心者の方も手軽にぬか漬けが家庭で作れるようになりました。
ぬか漬けは毎日混ぜないといけないの?、どうして混ぜないといけないの?、素手で混ぜていいの?そんなぬか漬けに関する疑問や、混ぜ方の手順やコツについてご紹介します!
ぬか漬けを混ぜる理由

ぬか漬けはどうして混ぜた方がいいのか、その理由を解説します!
どうして混ぜないといけないの?
なぜぬか漬けを混ぜないといけないと言われているかというと、ぬか床には「産膜酵母」や「酪酸菌」がおり何日も混ぜないでいると、それらがたくさん増殖してしまいます。
つまり、ぬか床を混ぜることで酵母や菌の発生を抑えることが出来るのです。
毎日混ぜたほうがいいの?
ぬか漬けはもちろん理想を言えば毎日混ぜたほうがいいのですが、たった1日混ぜ忘れたからといってぬか床がダメになるわけではありませんのでご安心下さい。
混ぜるのが週1でも大丈夫なぬか床のありますよ!こちら、手軽に始められるのでオススメです。
ぬか漬けを混ぜるコツと手順

ぬか漬けの混ぜ方をわかりやすく解説します!
どうやって混ぜたらいいの?
ぬか漬けはまんべんなく混ぜるといいといわれていますが、酵母や菌の特徴を知ることでより良いコンディションのぬか床を作ることが出来ます。
- ぬか床の表面に発生しやすい産膜酵母は、空気を遮断することで増殖を抑えることが出来る。
- ぬか床の底に発生しやすい酪酸菌は、空気を与えることにより繁殖を抑えることが出来る。
これらの特徴を踏まえ、ぬか床の上部と下部をひっくり返すようなイメージでかき混ぜるのがオススメです。
- ぬか床の底に手を入れ、底が表面にくるようかき混ぜる。
- ぬか床の表面が底へいくようにかき混ぜる。
- 混ぜ終わったら表面を平らにならし空気を抜く。
- 容器に付着したぬかや水分をキッチンペーパーで拭き取り、カビや雑菌の繁殖を抑える。
素手で混ぜていいの?

ぬか漬けを混ぜる時に、素手だと食中毒の原因にならないかなと手袋をしている方もいるかもしれませんが、実は素手がオススメなのです。
素手をおすすめする理由は
- ぬか床の状態がよくわかる
- 手に付着している常在菌が発酵、熟成を促進してくれる
手についている常在菌がぬか床の中の産膜酵母や酪酸菌の働きを促進させ、漬けた野菜を美味しく熟成発酵させてくれるのです。
石鹸などでしっかりと手洗いし、できるだけ素手で混ぜましょう。
ただし以下の方は異物混入や雑菌対策のため、手袋を着けて混ぜるようにしましょう。
- 爪にマニキュア、ネイルをしている方
- 手を怪我している、または絆創膏を貼っている方
まとめ
ぬか漬けを混ぜることで、わたしたちの手と酵母や菌が野菜を美味しくしてくれていることがわかりました。
愛情を込めてお手入れすることで「生きているぬか床」がわたしたちを元気にしてくれているのです。
日本で昔から受け継がれてきた発酵食品である【ぬか漬け】の文化を大切に守りたいですね。
ぬか床内の産膜酵母、酪酸菌が増えすぎると